薬服用以外のAGA治療について

AGAの治療には服薬による治療以外にもいくつかの選択肢があります。

注入治療は直接頭皮に薬剤を注入する治療で、メソセラピーとも呼ばれています。
治療には針や注射器、レーザーなどのメソセラピー専用の器具が使用されます。
期待される治療効果は2種類で、薄毛の進行を抑制し発毛を促進することができます。

使用される薬剤は主に血管の再生を促し毛母細胞の分裂を活性化させるインスリン様成長因子や、髪の毛の成長を促す血管内皮細胞増殖因子、髪の毛の成長因子を増殖させるミノキシジルなどが注入されます。

メンセラピー治療は主に1ヶ月に一度の頻度で行われ、すべての施術が終わるまでには個人差がありますが6~16回の施術が行われます。

メンセラピー以外の治療としては、植毛による治療が挙げられます。
植毛は2種類あり、ポリエステルやナイロンで作られた人口毛を植毛する人口毛植毛と、毛の多い部分から薄い部分へと自身の毛を移す自毛植毛があります。

人口毛の移植は炎症などの症状が現れやすいことから、現在ではあまり推奨されていません。
反対に自毛植毛は自身の毛を移植することから定着時の拒否反応も少なく、薄毛治療として人口毛植毛よりも推奨されやすい治療法となっています。